MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の「全国一斉試験」が、2026年12月で終了します。2026年8月18日に、試験を運営するオデッセイ コミュニケーションズから発表されました。
- ・MOSを受けようと思っていたのに、試験がなくなるの?
- ・12月の最後の回に申し込むべき?締め切りはいつ?
- ・2027年からはどうやって申し込めばいいの?
こんな不安を感じていませんか?この記事では、何が変わるのか、これからMOSを受ける人はどう申し込めばいいのかを、公式サイトの情報をもとにわかりやすくまとめます(2026年10月14日時点の情報です)。
先に結論:3つのポイント
- MOSの試験そのものがなくなるわけではありません。終わるのは、毎月1回決まった日に行われていた「全国一斉試験」という受け方だけです。
- 全国一斉試験の最後の回は2026年12月13日(日)。申し込みは11月16日(月)までです。
- これからは「随時試験」で受けます。全国の試験会場でほぼ毎日行われていて、受験料・試験内容・合格認定証は全国一斉試験と同じです。
MOSの全国一斉試験の終了とは
MOSには、これまで次の2つの受け方がありました。
- 全国一斉試験:毎月1回、決まった日曜日に行われる試験。公式サイトから申し込む
- 随時試験:全国の試験会場が決めた日程で行われる試験。会場に直接申し込む
今回終了するのは、このうち全国一斉試験です。公式のお知らせでは、2026年12月をもって全国一斉試験を終了し、今後はほぼ毎日試験を行っている随時試験を利用するよう案内されています。お知らせの全文は公式サイトの「MOS 全国一斉試験終了のお知らせ」で確認できます。
残りの全国一斉試験の日程
| 回 | 試験日 | 申し込み期間 |
|---|---|---|
| 第362回 | 2026年11月8日(日) | 9月15日(火)~10月12日(月)※受付終了 |
| 第363回(最終) | 2026年12月13日(日) | 10月13日(火)~11月16日(月) |
今から全国一斉試験で受けられるのは、12月13日の最終回だけです。
何が変わる?全国一斉試験と随時試験の違い
公式サイトによると、2つの受け方の違いは申し込み方法だけで、受験料・試験内容・合格認定証はすべて同じです。主な違いを表にまとめました。
| 項目 | 全国一斉試験(12月で終了) | 随時試験(これから) |
|---|---|---|
| 試験日 | 毎月1回の決まった日 | 各会場が決めた日程(ほぼ毎日どこかで開催) |
| 申し込み先 | MOS公式サイト | 試験会場(会場のWebサイトか電話) |
| 支払い | クレジットカードか受験チケット | 試験会場に支払う |
| 会場 | 約30の受験地域から選ぶ(会場と時間は選べない) | 全国の試験会場から自分で選ぶ |
| 受験料・試験内容・合格認定証 | 同じ | |
| 申し込み後の変更・返金 | どちらもできない | |
随時試験は、自分の都合のよい日と、通いやすい会場を選べるのが特長です。全国一斉試験のように「この日を逃すと来月まで受けられない」ということはありません。
なお、受験料はどちらで受けても同じです。たとえばExcel 365(一般レベル)は、一般価格12,980円、学割価格9,680円(いずれも税込)です(公式サイトのExcel 365(一般)のページより)。
自分はどうする?タイプ別の選び方
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| すでに12月の全国一斉試験に申し込んだ | そのまま予定どおり受験。受験票のメールを待つ |
| 12月13日に受けられるくらい準備が進んでいる | 11月16日までに全国一斉試験に申し込む |
| 勉強がまだこれから・日程が合わない | 無理に12月に合わせず、準備ができてから随時試験で受ける |
| 平日や好きな日に受けたい | 随時試験で、近くの会場の日程を探す |
全国一斉試験が終わっても、随時試験はほぼ毎日どこかの会場で行われています。「最後だから」と焦って準備不足のまま申し込む必要はありません。申し込んだ後は日程の変更や返金ができないので、自分の準備の進み具合で決めるのがおすすめです。
随時試験の申し込みから合格までの流れ
これから主流になる随時試験の流れを、公式サイトの「随時試験」のページに沿って紹介します。
試験会場を探して申し込む
- 公式サイトの「試験会場を探す」を開き、受けるバージョン(MOS 365など)を選びます。
- 「都道府県から探す」「住所・駅から探す」「試験日から探す」などの条件で会場を探します。
- 会場名を押し、「受験できる試験と日程」タブで試験カレンダーを確認します。
- カレンダーの上に書かれている連絡先(会場のWebサイトか電話)に申し込みます。受験料は会場に支払います。
会場によっては、カレンダーではなく「試験会場のWebサイトを確認、または連絡先に直接お問い合わせください」と表示されることがあります。この場合は、会場と相談して試験日を決める方式なので、希望の日を会場に伝えてください。
サーティポートIDを登録する
受験には、無料の「サーティポートID」の登録が必要です。一度登録すれば、次の科目を受けるときもそのまま使えます。事前に登録できなかった場合は、当日会場で登録することもできますが、その場合は事前に会場へ伝えておきます。
IDとパスワードは必ずメモしておきましょう。忘れると、合格認定証や試験結果レポートを印刷・保存するページにログインできなくなります。会場にはスマートフォンや手帳を持ち込めないので、メモ用紙に書いて持っていくと安心です。
試験当日と結果
申し込んだ日時に会場で受験します。持ち物と注意事項は、公式サイトの「当日の持ち物と諸注意」のページで確認しておきましょう。
合否は試験が終わった直後に分かります。得点・合否・分野別の正解率が書かれた「試験結果レポート」が渡されるので、合格・不合格にかかわらず、正解率の低かった分野を復習するのに使えます。
12月の最終回に申し込む場合の注意点
12月13日の全国一斉試験に申し込む場合は、次の点に気をつけましょう(公式サイトの「全国一斉試験」のページより)。
- 申し込みは11月16日(月)まで。公式サイトの申し込みページから行います。
- 会場と試験時間は選べません。受験票で案内されます。
- 受験票は11月27日(金)ごろにメールで届く予定です(2〜3日前後することがあります)。届かないときは迷惑メールフォルダも確認し、試験日の3日前までに事務局へ問い合わせます。
- 受験票に書かれた受付時間に遅れると欠席扱いになり、返金や日程の振り替えはできません。
受験までにやっておきたいこと
MOSは、パソコンで実際にExcelなどを操作して課題をこなす実技の試験です(筆記試験はありません)。Excel 365(一般レベル)の場合、試験時間は50分で、出題範囲は次の5つの分野です。
- ワークシートやブックの管理
- セルやセル範囲のデータの管理
- テーブルとテーブルのデータの管理
- 数式や関数を使用した演算の実行
- グラフの管理
読むだけでなく、実際に手を動かして操作に慣れておくことが大切です。関数の分野は、仕事でよく使うExcel関数10選(練習問題つき)で、練習用ファイルを使って基本の関数を試せます。
まとめ
- MOSの全国一斉試験は2026年12月13日(日)の第363回で終了。申し込みは11月16日(月)まで。
- MOSの試験そのものは続きます。これからは試験会場に直接申し込む「随時試験」で受けます。
- 受験料・試験内容・合格認定証は同じ。随時試験は、日程と会場を自分で選べます。
- 「最後だから」と焦らず、準備が整っていなければ随時試験で受ければ大丈夫です。
変わるのは申し込み方だけです。自分のペースで準備を進めて、都合のよい日に挑戦してみてください。
